「お風呂のカビがどうしても取れない」「掃除してもすぐにカビが生えてくる」こんなお悩みを抱えている方は少なくありません。毎日のお手入れでは対処しきれないカビの問題は、リフォームで根本的に解決する方法があります。
この記事では、お風呂のカビ対策として有効なリフォーム方法と、それぞれの費用相場を解説します。カビが生えにくい浴室を実現するための素材選びや、各メーカーの防カビ技術についても紹介していきます。

🏠 リフォームの一括見積もり
複数の優良会社から無料で見積もりが届きます

- ✅ 最短30秒で一括見積もり完了
- ✅ 優良リフォーム会社を最大8社紹介
- ✅ 見積もり・相談すべて無料
- ✅ しつこい営業電話なし
※契約の義務なし・相場チェックだけでもOK
お風呂にカビが生えやすい原因
カビの対策を考える前に、なぜお風呂にカビが生えやすいのかを理解しておきましょう。
カビが繁殖する3つの条件
カビが繁殖するには、「温度」「湿度」「栄養」の3つの条件がそろう必要があります。浴室はこの3条件がすべて整いやすい環境です。
- 温度:20〜30度がカビの活発な繁殖温度帯で、入浴時の浴室温度とぴったり一致する
- 湿度:相対湿度80%以上でカビが繁殖しやすく、入浴中・入浴後の浴室は90%を超える
- 栄養:石けんカス、皮脂、シャンプーの残りなどがカビの栄養源になる
在来工法の浴室はカビが生えやすい
タイル張りの在来工法の浴室は、目地の部分にカビが定着しやすいです。目地材は水分を吸収しやすく、一度カビの根が入り込むと表面だけ掃除しても再発しやすくなります。
リフォームを決めるまでには時間がかかるので、それまでの間は浴室全体に行き渡るタイプの防カビ剤を定期的に使って、目地の状態が悪化しないようにしている方もいます。
カビ対策に有効なリフォーム方法と費用
ユニットバスへの全面交換
もっとも効果的なカビ対策は、最新のユニットバスへの交換です。各メーカーのユニットバスには防カビ技術が搭載されており、掃除の手間を大幅に減らせます。
- 費用相場:50万〜150万円
- 工期:3〜7日間
- 在来工法からの変更の場合は65万〜150万円
床材の交換
浴室の床を水はけのよい素材に変更することで、カビの繁殖を抑えられます。
- 費用相場:5万〜15万円
- TOTOの「ほっカラリ床」:クッション性がありつつ水はけがよく、約6時間で乾く
- LIXILの「キレイサーモフロア」:汚れが落ちやすく冬でもヒヤッとしない
天井の張り替え・断熱工事
天井の結露はカビの大きな原因です。天井裏の断熱リフォームで結露を防ぎ、天井パネルを防カビ仕様のものに交換する方法があります。
- 費用相場:5万〜15万円
- 天井裏の断熱工事が伴う場合は追加で3万〜8万円程度
浴室換気暖房乾燥機の設置
入浴後に浴室内を強制乾燥させることで、カビの繁殖条件である「湿度」を短時間で下げられます。
- 費用相場:5万〜20万円
- 既存の換気扇と入れ替えなら工事費を抑えやすい
壁パネルの上張り
タイル壁の上から防カビ・防水性能の高いパネルを貼る方法です。タイルの目地を覆ってしまうので、目地カビの問題を一気に解決できます。
- 費用相場:10万〜25万円
- 工期:1〜3日間
同じ考え方の材料は市販もされていて、洗面所側の壁や部分的な補修に使う方もいます。浴室全面を自分で施工するのは難しいので、あくまで業者施工の前後で足りない部分を補う用途と考えておくのが無難です。

各メーカーの防カビ技術
最新のユニットバスには、メーカー独自の防カビ・清掃性向上技術が搭載されています。
TOTO
「ほっカラリ床」は水はけが非常によく、翌朝にはカラッと乾く床材です。表面の凹凸パターンが水の膜を壊し、滑りにくさと乾きやすさを両立しています。「お掃除ラクラク排水口」はヘアキャッチャーや排水口の形状を工夫し、汚れが溜まりにくい設計です。
LIXIL
「キレイサーモフロア」は表面の特殊加工で汚れを落としやすく、冬場も冷たくなりにくい床材です。「くるりんポイ排水口」は渦の力で髪の毛をまとめる機能があり、排水口まわりのカビ対策にもなります。
パナソニック
「スゴピカ素材」は有機ガラス系の素材で、水垢が固着しにくくカビの栄養源になる汚れが付きにくいのが特徴です。浴槽・カウンターともにスゴピカ素材を採用しているモデルがあります。
タカラスタンダード
ホーロー素材は表面がガラス質のためカビが根を張れず、掃除がしやすいです。壁面にもホーロー素材を使った「ホーロークリーン浴室パネル」は、汚れを軽く拭くだけで落とせます。
トクラス
人造大理石の技術に定評があり、浴槽の表面が硬く滑らかなためカビや汚れが付着しにくい設計です。
リフォーム以外のカビ予防方法
リフォームと合わせて、日常的なカビ予防も続けることでより効果的です。
入浴後の換気を徹底する
入浴後は最低2時間以上、できれば翌朝まで換気扇を回し続けましょう。浴室のドアを少し開けて空気の流れを作ると、より効率的に湿気を逃がせます。
入浴後に冷水をかける
入浴後に壁や床に冷水シャワーをかけることで、浴室内の温度を下げてカビが繁殖しにくい環境を作れます。
水滴をふき取る
入浴後にスクイージーやタオルで水滴をふき取るのも効果的です。特に天井と壁の上部は結露しやすいので、余裕があれば拭いておくとカビの発生を抑えられます。
タオルだと何枚も使うことになるので、柄の長いスクイージーを浴室に掛けておくと、入浴後のひと手間で済ませられます。
排水口をこまめに掃除する
排水口に溜まった髪の毛や石けんカスはカビの栄養源になります。こまめに取り除くことで、排水口まわりのカビ発生を予防できます。

よくある質問(Q&A)
Q. カビが生えにくい浴室にリフォームすればカビゼロになる?
残念ながらカビをゼロにすることは難しいですが、最新のユニットバスにすれば発生頻度と掃除の手間を大幅に減らせます。日常的な換気と清掃を組み合わせることで、快適な状態を維持しやすくなります。
Q. 防カビコーティングは効果がある?
浴室の壁や天井に防カビコーティングを施すサービスもあります。効果の持続期間はおよそ3〜5年程度で、費用は2万〜5万円程度です。リフォームまでの時間稼ぎとして検討する価値はあります。
コーティングを頼むほどではないという場合は、市販のカビ取り剤で気になる箇所を処理してから様子を見る方法もあります。使用時は換気を十分に行い、他の洗剤と混ぜないよう注意してください。
Q. 在来工法のまま目地のカビを解決する方法は?
目地の打ち直しや防カビ目地材への変更で改善できます。ただし、根本的な解決にはなりにくく、時間の経過とともに再発しやすいです。長期的にはユニットバスへの変更や壁パネルの上張りをおすすめします。
Q. カビが健康に与える影響は?
浴室のカビは、喘息やアレルギー性鼻炎の原因になることがあります。特にお子さんや高齢者がいるご家庭では、健康リスクを考えて早めにカビ対策を講じることをおすすめします。
まとめ
お風呂のカビを根本的に解決するには、リフォームによる環境改善が有効です。ユニットバスへの全面交換なら50万〜150万円、部分的な対策(床材変更・パネル上張り・乾燥機設置)なら5万〜25万円で対処できます。
各メーカーの最新ユニットバスには防カビ技術が充実しているので、リフォームの際は「掃除のしやすさ」「水はけの良さ」「素材の防汚性」をポイントに選ぶと、日々のお手入れが格段に楽になります。まずはリフォーム会社に相談して、自宅の浴室に合った対策を見つけてください。
📦 この記事で紹介した商品
関連記事:お風呂リフォームの費用相場はいくら?工事内容別にわかりやすく解説
関連記事:お風呂リフォームのおすすめメーカー5社を比較|特徴と選び方を解説
外部参考:カビの生えにくい・掃除しやすいお風呂メーカー7選|リショップナビ


