「リフォームしたいけど、まとまったお金がない…」そんなときに頼りになるのがリフォームローンです。でも、いざ探してみると種類が多すぎて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。銀行系、信販系、住宅ローン一体型など、選択肢は本当にたくさんあります。しかも金利タイプや審査基準、借入上限額もバラバラで、比較するだけでもひと苦労です。この記事では、リフォームローンの基本的な仕組みから、有担保型・無担保型の違い、金利相場、審査のポイントまで、知っておきたい情報をまるっとまとめました。自分に合ったローンを見つけるための参考にしてみてください。

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リフォームローンとは?基本の仕組みを知ろう
リフォームローンとは、住宅のリフォーム工事にかかる費用を金融機関から借り入れるための専用ローンです。キッチンやお風呂の交換、外壁塗装、間取り変更など、さまざまなリフォーム工事に利用できます。
通常の住宅ローンとの大きな違いは、借入額が比較的少額でも利用しやすいという点です。住宅ローンは数千万円単位の借入が前提ですが、リフォームローンは数十万円~数百万円の工事にも対応しています。
リフォームローンには大きく分けて「有担保型」と「無担保型」の2種類があります。それぞれ特徴が異なるため、工事の規模や予算に合わせて選ぶことが大切です。
有担保型リフォームローンの特徴
有担保型は、土地や建物を担保にして借り入れるタイプです。担保を設定する分、以下のようなメリットがあります。
- 借入上限額が大きい(1,000万円~1億円程度)
- 返済期間が長く設定できる(最長35年程度)
- 金利が低め(年0.3%~2%程度)
ただし、担保の登記手続きが必要になるため、審査に1か月程度かかることが一般的です。提出書類も多くなるため、手続きの手間がかかります。大規模リフォームやフルリノベーションなど、高額な工事を予定している方に向いています。
無担保型リフォームローンの特徴
無担保型は、担保不要で手軽に利用できるタイプです。審査が比較的早く、1週間~2週間程度で結果が出ることが多いです。
一方で、借入上限額は500万円~1,000万円程度、返済期間は最長10年~15年程度と、有担保型に比べて制限があります。金利も有担保型よりやや高めに設定されている傾向があります。キッチン交換やトイレリフォームなど、比較的小規模な工事に利用する方が多いです。
どちらを選ぶにしても、決め手になるのは「月々いくらなら無理なく返せるか」です。借入額を決める前に、毎月の収支を数ヶ月分だけでも書き出しておくと、返済額の上限が具体的な数字で見えてきます。
リフォームローンの金利タイプと相場を比較
リフォームローンを選ぶうえで、金利は非常に重要な要素です。金利タイプには主に「変動金利」と「固定金利」の2種類があります。
変動金利型
変動金利型は、市場金利の動向に応じて金利が変わるタイプです。借入時点では固定金利より低い金利が設定されることが多いですが、将来的に金利が上昇するリスクがあります。短期間で返済を完了する予定の方や、金利上昇リスクを許容できる方に向いています。
固定金利型
固定金利型は、借入時に決まった金利が返済終了まで変わらないタイプです。月々の返済額が一定なので、家計の計画が立てやすいのがメリットです。ただし、変動金利型と比べると金利はやや高めに設定されていることがほとんどです。
金利相場の目安
記事執筆時点での一般的な金利相場は以下のとおりです(金融機関や審査結果によって異なります)。
- 有担保型:年0.3%~6.0%程度
- 無担保型:年1.3%~4.8%程度
- ネット銀行は総じて金利が低い傾向
ネット銀行のリフォームローンは、店舗型の銀行と比べて金利が低めに設定されているケースが多く、金利比較サイトでも常に上位にランクインしています。一方で、対面相談ができないデメリットもあるため、サポート体制も含めて検討しましょう。

リフォームローンの審査基準と通りやすくするコツ
リフォームローンの審査では、主に以下の項目がチェックされます。
審査で見られる主なポイント
1. 属性情報
年齢、勤務先、勤続年数、年収などの申込者本人の情報です。一般的に、年収200万円~300万円以上、勤続年数1年~2年以上が目安とされています。住宅ローンと比べると、審査基準はやや緩やかな傾向にあります。
2. 信用情報
過去のローンやクレジットカードの利用履歴がチェックされます。延滞や債務整理の履歴があると、審査に通りにくくなります。
3. 返済負担率
年収に対する年間返済額の割合です。他のローンも含めて、年収の30%~35%以内が目安とされています。すでに住宅ローンや車のローンを抱えている場合は、その分も含めて計算されるため注意が必要です。
4. 担保評価(有担保型の場合)
有担保型では、担保にする不動産の評価額も審査対象になります。築年数が古い物件は評価額が低くなる傾向があります。
審査に通りやすくするためのコツ
- 他のローンをできるだけ完済してから申し込む
- クレジットカードの支払い遅延をしないよう日頃から注意する
- 頭金を用意して借入額を減らす
- 複数の金融機関に同時に申し込みすぎない
申し込みでは、源泉徴収票や本人確認書類、工事の見積書や契約書など、そろえる書類が一度に増えます。金融機関ごとにA4のファイルボックスで分けておくと、比較しながら手続きを進めるときに探す手間が減ります。
リフォームローンの選び方|失敗しない5つのチェックポイント
リフォームローンを選ぶ際に、確認しておきたいポイントを5つにまとめました。
1. 金利の実質負担を比較する
表面金利だけでなく、保証料や事務手数料も含めた「実質年率」で比較しましょう。保証料が金利に含まれているケースと、別途かかるケースがあります。
2. 借入上限額と返済期間を確認する
工事費用をカバーできる借入上限額があるか、無理のない返済期間を設定できるかを確認しましょう。返済期間が短いと月々の負担が大きくなります。
3. 繰り上げ返済の条件を確認する
繰り上げ返済時の手数料や、最低返済金額の制限を確認しましょう。ネット銀行では繰り上げ返済手数料が無料のところも多いです。
4. 団体信用生命保険(団信)の有無
万が一の事態に備えて、団信に加入できるかどうかも確認しておきましょう。無担保型では団信がないケースもあります。
5. 補助金・減税との併用を検討する
国の補助金制度や住宅ローン控除とリフォームローンを組み合わせることで、実質的な負担を大幅に減らせる可能性があります。省エネリフォームや耐震リフォームなどは、補助金の対象になるケースが多いです。

リフォームローンに関するQ&A
Q1. リフォームローンと住宅ローンは何が違うの?
住宅ローンは住宅の購入・新築が主な用途で、借入額は数千万円単位、返済期間は最長35年程度です。一方、リフォームローンはリフォーム工事専用のローンで、借入額は数十万円~1,000万円程度が中心です。無担保型であれば手続きも簡単で、審査も比較的早く完了します。なお、住宅ローンの借り換え時にリフォーム費用を上乗せできる「リフォーム一体型住宅ローン」もあります。
Q2. パートやアルバイトでもリフォームローンは組める?
金融機関によって異なりますが、安定した収入があれば申し込み可能なケースもあります。ただし、正社員と比べると審査のハードルは高くなる傾向があります。配偶者の収入を合算できるケースもあるため、個別に相談してみましょう。
Q3. 中古住宅の購入と同時にリフォームローンを組める?
中古住宅購入とリフォームを同時に行う場合、住宅ローンにリフォーム費用を組み込む「リフォーム一体型住宅ローン」を利用できる金融機関があります。別々にローンを組むよりも金利面で有利になることが多いため、検討する価値があります。
Q4. リフォームローンの審査にどのくらい時間がかかる?
無担保型の場合は1週間~2週間程度、有担保型の場合は1か月程度が目安です。ネット銀行では事前審査の結果が数日で出ることもあります。工事のスケジュールに合わせて、余裕を持って申し込みましょう。
Q5. 住宅ローン返済中でもリフォームローンは組める?
住宅ローンの返済中でもリフォームローンを申し込むことは可能です。ただし、住宅ローンの残債とリフォームローンの借入額を合わせた返済負担率が審査基準内に収まる必要があります。返済負担率が高くなりすぎると審査に通りにくくなるため、事前にシミュレーションしておくことをおすすめします。
まとめ
リフォームローンを選ぶ際は、まず工事の規模と必要な借入額を把握し、有担保型か無担保型かを判断することが第一歩です。金利タイプは変動金利と固定金利のどちらが自分に合っているかを考え、複数の金融機関を比較して最適なプランを見つけましょう。審査に不安がある場合は、事前審査を活用して早めに確認しておくと安心です。
また、リフォーム内容によっては国や自治体の補助金制度や減税制度を併用できる場合があります。ローンの借入額を減らせるチャンスなので、必ずチェックしてみてください。詳しいローン条件は各金融機関の公式サイトで確認できます。イー・ローンのリフォームローン比較ページや、JCBのリフォームローン解説ページなども参考になります。また、各金融機関の池田泉州銀行のローン選び方コラムでは、担保の有無による違いが詳しくまとまっています。



