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外壁塗装はDIYでできる?メリット・デメリットと失敗しないための注意点

リノベーション

「外壁塗装を自分でやれば、業者に頼むよりかなり安くなるのでは?」と考える方は少なくない。たしかに、業者に依頼すると80万〜130万円程度かかる外壁塗装も、DIYなら材料費だけで30万〜50万円程度に抑えられる可能性がある。しかし、外壁塗装のDIYにはコスト面のメリットだけでなく、大きなリスクやデメリットもある。

この記事では、外壁塗装をDIYで行うメリット・デメリットを正直にお伝えし、どこまでDIYで対応できるのか、どんな場合は業者に任せるべきなのかを解説する。DIYを検討している方は、作業に取りかかる前にぜひ一読してほしい。

ナビ助
ナビ助
外壁塗装のDIYは甘くないよ!費用が浮くからって安易に始めると、かえって高くつくことも多いんだ。しっかり読んで判断してね!

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外壁塗装をDIYで行うメリット

人件費を大幅にカットできる

外壁塗装を業者に依頼した場合、費用の約3〜4割が人件費にあたる。DIYで自分が作業することで、この部分をまるごとカットできるため、費用を半分近くまで抑えられる可能性がある。

具体的には、30坪の戸建て住宅で業者に依頼すると75万〜110万円程度かかるが、DIYであれば塗料代・道具代で30万〜50万円ほどが目安だ。ただし、足場は安全上の理由から専門業者に依頼することが望ましく、その分の費用(15万〜20万円程度)は別途かかる。

自分のペースで作業できる

業者に依頼すると工期が決まっているため、スケジュールの調整が必要になる。DIYであれば、天候や自分の都合に合わせて作業日を自由に設定できる。休日を利用して少しずつ進めることも可能だ。

家の状態を自分の目で確認できる

DIYで外壁塗装に取り組むことで、普段は見えにくい外壁の劣化状態やひび割れ箇所を自分の目で確認できる。家のメンテナンスに対する意識が高まり、早期に不具合を発見できるようになるという副次的なメリットもある。

外壁塗装をDIYで行うデメリットとリスク

高所作業による転落事故の危険性

外壁塗装のDIYで最も深刻なリスクが、高所作業による転落事故だ。2階部分の外壁を塗装する場合、地上から5〜6メートル以上の高さでの作業になる。脚立やはしごは不安定で、風が吹いたり、塗料で手が滑ったりすると転落の危険がある。

消費者庁のデータによると、脚立・はしごからの転落事故は毎年多数報告されており、骨折や頭部のケガなど重傷につながるケースも少なくない。安全な作業のためには足場の設置が不可欠だが、足場の組み立ては専門業者にしか行えない。

注意

脚立やはしごだけで2階以上の外壁を塗装するのは非常に危険です。DIYであっても、高所作業が必要な場合は足場の設置を専門業者に依頼してください。

仕上がりの品質に差が出る

プロの塗装職人は、下地処理・下塗り・中塗り・上塗りの各工程を熟練の技術で行う。素人が同じ作業を行うと、塗りムラ・塗り残し・塗膜の厚さの不均一などが起きやすく、見た目だけでなく耐久性にも差が出てしまう。

特に下地処理(高圧洗浄・ケレン・ひび割れ補修など)が不十分だと、どんなに良い塗料を使っても早期に剥がれてくるリスクがある。

この下地処理の最初の工程が高圧洗浄だ。家庭用の高圧洗浄機でも、外壁のコケや砂ぼこりはかなり落とせる。塗装をしない年でも外まわりの掃除に使えるので、持っておいて損はない道具のひとつだ。

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かえって費用が高くなるケースも

DIYで失敗した場合、結局プロに塗り直しを依頼することになり、二重に費用がかかってしまうケースがある。また、不適切な塗装が原因で外壁が傷み、より大がかりな補修工事が必要になることもある。

ナビ助
ナビ助
DIYの塗装が2〜3年で剥がれてきて、結局プロに頼んだ…っていう話はよく聞くんだ。「安く済ませたかったのに、結局高くついた」って後悔する人も多いよ!

近隣トラブルのリスク

外壁塗装では、塗料の飛散や臭い、作業音が近隣に影響を与えることがある。業者であれば養生(周囲の保護)をしっかり行い、近隣への挨拶も事前に行うが、DIYだとこうした配慮が不十分になりがちだ。塗料が隣家の車や外壁に飛散してトラブルに発展するケースもある。

作業時間が非常にかかる

プロの職人が2〜3人で7〜10日かけて行う作業を、素人が一人で行うと1か月以上かかることもある。その間、天候不良で作業できない日もあり、塗装途中のまま長期間放置してしまうと、仕上がりに悪影響が出る。

DIYでできる範囲とプロに任せるべき範囲

DIYでも対応しやすい作業

  • 1階部分の部分的な塗り直し(脚立で手が届く範囲)
  • ウッドデッキやフェンスの塗装(地面から作業できるため安全)
  • 小規模なコーキングの補修(窓周りなど手の届く範囲)
  • 軽微なひび割れの補修(幅0.3mm以下のヘアクラック程度)

窓まわりのコーキング補修は、材料とコーキングガン、ヘラがセットになった製品を使えば手が届く範囲から始められる。既存の色に近いものを選ぶと、補修跡が目立ちにくい。

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プロに任せるべき作業

  • 2階以上の外壁全面の塗装(高所作業は専門業者が安全)
  • 下地処理が必要な劣化(チョーキング・クラック・コーキング劣化)
  • 屋根塗装(傾斜面での作業は極めて危険)
  • 大規模なコーキングの打ち替え(専用工具と技術が必要)
ポイント

DIYで対応できるのは、基本的に「地面に立ったまま手が届く範囲」の作業に限られます。高所作業が必要な箇所は、安全面から専門業者に依頼するのが賢明です。

外壁塗装をDIYで行う場合の手順

それでも部分的にDIYに挑戦したいという方のために、基本的な手順を紹介する。

1. 洗浄

外壁に付着した汚れ・カビ・コケを高圧洗浄機やブラシで除去する。汚れが残っていると塗料の密着性が低下し、早期剥離の原因になる。

2. 下地処理

ひび割れや欠損がある箇所をパテやコーキング材で補修する。チョーキング(粉吹き)が起きている場合は、しっかり洗い落としておく。

3. 養生

窓・サッシ・植木・地面など、塗料が付着してはいけない箇所をマスキングテープとビニールシートで覆う。養生の丁寧さが仕上がりの美しさを左右する。テープとシートが一体になった「マスカー」を使うと、広い面を一気に覆えるので作業が早く進む。

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4. 下塗り

シーラーやプライマーと呼ばれる下塗り塗料を塗布する。下塗りは上塗り塗料の密着性を高めるための重要な工程で、省略すると塗膜が剥がれやすくなる。

5. 中塗り・上塗り

メインの塗料を2回に分けて塗り重ねる。1回目(中塗り)が十分に乾燥してから2回目(上塗り)を行うことが大切だ。乾燥時間は塗料の種類や気温によって異なるため、塗料缶の説明書をよく確認しよう。

外壁のような広い面はローラーで塗るのが基本になる。柄(延長ポール)とローラー、バケットがまとまったセットなら、必要なものを買い漏らさずに揃えられる。

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ナビ助
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塗料は「規定量をきちんと塗る」のが大前提!薄めすぎたり、厚く塗りすぎたりすると、耐久性が大きく落ちるから気をつけてね!

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DIYに必要な道具と費用の目安

必要な道具 費用の目安
外壁用塗料(シリコン系・15〜20kg缶) 2万〜4万円/缶
下塗り材(シーラー) 5,000〜1万円
ローラー・ハケ・バケツ 3,000〜5,000円
マスキングテープ・養生シート 3,000〜5,000円
高圧洗浄機(レンタルも可) 1万〜3万円
脚立・はしご(安全なもの) 1万〜3万円
保護具(マスク・ゴーグル・手袋) 2,000〜3,000円
合計(足場なし) 5万〜15万円程度

※上記に加え、足場を専門業者に依頼する場合は15万〜20万円程度が別途かかる。

外壁塗装DIYに関するQ&A

Q. 外壁塗装のDIYは何日くらいかかる?

30坪の戸建て住宅の場合、プロでも7〜10日程度かかる。DIYでは作業に慣れていない分、3〜4週間以上かかることが多い。天候に左右される作業のため、余裕を持ったスケジュールを立てよう。

Q. DIYで使うおすすめの塗料は?

外壁用の水性シリコン塗料が扱いやすくておすすめだ。油性塗料よりも臭いが少なく、水で道具を洗えるので後片付けも簡単。ホームセンターでも入手しやすい。塗料は必ず「外壁用」と記載されたものを選ぶこと。

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Q. DIYで塗装した場合の耐用年数は?

使用する塗料のグレードにもよるが、プロの施工と比較すると、DIYでは下地処理や塗膜の均一性に差が出るため、耐用年数は短くなりやすい。プロの施工でシリコン塗料なら8〜15年持つところ、DIYでは5〜8年程度と考えておいたほうがよい。

Q. 外壁塗装に使ってはいけない塗料は?

室内用塗料は外壁に使ってはいけない。外壁用の塗料は紫外線や雨風に耐える成分が配合されており、室内用にはそれがない。また、あまりに安価な塗料は耐久性が低いことが多いため、信頼できるメーカーの製品を選ぶのが無難だ。

ナビ助
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DIYが不安なら、無理せずプロに頼もう!見積もりは無料でもらえるし、複数社を比較すれば適正価格も見えてくるよ!

まとめ

外壁塗装のDIYは、費用を抑えたい方にとって魅力的な選択肢ではあるが、高所作業の危険性・仕上がりの品質・かえって高くつくリスクなど、デメリットも多い。特に2階以上の外壁や屋根の塗装は、安全面から専門業者への依頼を強くおすすめする。

1階の部分的な塗り直しやウッドデッキの塗装など、地面から作業できる範囲であればDIYに挑戦する価値はある。ただし、下地処理をしっかり行い、適切な塗料を規定量通りに使うことが大前提だ。

「全面塗装はプロに、部分的な補修はDIY」という使い分けが、コストパフォーマンスと安全性の両面で最もバランスが取れた方法といえるだろう。

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参考:ホームプロ 外壁塗装のDIY / リフォームガイド 外壁塗装のDIY / 消費者庁 製品安全情報

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