「パナソニックのアラウーノっていいの?」「L150とS160の違いがわからない…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。パナソニックのトイレは「アラウーノ」の一択ブランドで、全モデルがタンクレス設計なのが大きな特徴です。
パナソニックのアラウーノは「泡洗浄」と「有機ガラス系素材」という他メーカーにはない独自技術が最大の武器。使うたびに自動で泡が出て汚れを防いでくれるので、「トイレ掃除をとにかく減らしたい」という方から特に支持されています。
この記事では、アラウーノの3モデル(L150・S160・V)を徹底比較し、それぞれの違い・費用・向いている人をわかりやすく解説します。TOTO・LIXILとの違いにも触れるので、トイレリフォームの参考にしてください。

アラウーノ3モデルの基本比較
パナソニックのトイレ「アラウーノ」は3つのグレードに分かれています。全モデルタンクレスなのが他メーカーとの大きな違いです。
| モデル名 | グレード | 価格帯(税込・商品代) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| アラウーノ L150 | ハイグレード | 約25万〜40万円 | 全部入り・LED照明・オゾンウォーター |
| アラウーノ S160 | スタンダード | 約15万〜22万円 | 泡洗浄搭載・コスパ◎ |
| アラウーノV | ベーシック | 約8万〜13万円 | 泡洗浄なし・手洗い付きも選べる |
最も人気があるのはスタンダードの「S160」です。アラウーノの最大の武器である「泡洗浄」が搭載されていて、価格も15万円台からとお手頃。タンクレスをこの価格で導入できるのはパナソニックだけです。
アラウーノの独自技術を解説
激落ちバブル(泡洗浄)
アラウーノの代名詞ともいえる機能です。市販の台所用中性洗剤をタンクにセットしておくと、洗浄のたびに2種類の泡(ミリバブルとマイクロバブル)が発生し、便器内を自動で洗浄してくれます。
使うたびに汚れを落としてくれるので、ブラシでの掃除頻度が劇的に減ると評判です。口コミでは「週1回の軽い掃除で十分になった」「3ヶ月ブラシを使っていない」という声もあります。洗剤の補充は月1回程度で、コストは月に数十円程度です。

スゴピカ素材(有機ガラス系)
パナソニックのアラウーノは陶器ではなく、有機ガラス系の「スゴピカ素材」を使用しています。この素材は水垢がほとんどつかず、汚れが定着しにくいのが最大の特徴。陶器の便器と比べて表面がなめらかで、サッと拭くだけで汚れが落ちます。
有機ガラス系素材は水族館の水槽にも使われる素材で、透明感と耐久性を兼ね備えています。「陶器じゃないと割れそう」と心配する方もいますが、耐久性は十分で、10年以上使っても問題ないという実績があります。
トリプル汚れガード
「ハネガード」「タレガード」「モレガード」の3つの機能で、便器の外への汚れを徹底防止。特に男性の立ち小便時のハネが気になる家庭では、この機能が重宝されています。泡がクッションになってハネを抑える仕組みです。
モデル別・搭載機能の比較
| 機能 | L150 | S160 | V |
|---|---|---|---|
| 泡洗浄(激落ちバブル) | ○ | ○ | × |
| スゴピカ素材 | ○ | ○ | ○ |
| トリプル汚れガード | ○ | ○ | △(一部機能のみ) |
| オゾンウォーター除菌 | ○ | × | × |
| LED照明(アラウーノ アプリ対応) | ○ | × | × |
| フタの自動開閉 | ○ | ○ | × |
| 手洗い付きモデル | × | × | ○ |
| 洗浄水量(大) | 約4.6リットル | 約4.6リットル | 約4.6リットル |
最大のポイントは「泡洗浄の有無」です。泡洗浄はL150とS160に搭載されていますが、アラウーノVには搭載されていません。泡洗浄がアラウーノの最大の魅力なので、特別な理由がない限りS160以上を選ぶのがおすすめです。
モデル別・費用比較(工事費込み)
| モデル | 商品代 | 工事費 | 総額目安 |
|---|---|---|---|
| アラウーノ L150 | 25万〜40万円 | 3万〜8万円 | 28万〜48万円 |
| アラウーノ S160 | 15万〜22万円 | 3万〜8万円 | 18万〜30万円 |
| アラウーノV | 8万〜13万円 | 3万〜8万円 | 11万〜21万円 |
アラウーノVは手洗い付きモデルもあるので、タンクレスでありながら手洗い器を別途設置する費用が不要です。ただし泡洗浄がないため、パナソニックならではの「自動でキレイ」を体感するにはS160以上が必要です。トイレ交換にかかる費用の内訳は以下の記事で詳しく解説しています。



アラウーノの気になるポイント(デメリット)
陶器じゃないことへの不安
有機ガラス系素材は陶器と違い、強い酸性洗剤やクレンザーを使うと表面が傷つく可能性があります。お手入れには中性洗剤を使うのが鉄則です。ただし、日常の使用では傷がつくことはまずなく、耐久性に問題を感じている口コミはほとんどありません。
泡洗浄用の洗剤の補充が必要
泡洗浄は市販の台所用中性洗剤を使いますが、月に1回程度の補充が必要です。補充を忘れると泡が出なくなるので、「完全放置」とはいきません。ただし、洗剤のコストは月数十円程度で負担はほぼありません。
節水性能ではTOTO・LIXILにやや劣る
アラウーノの洗浄水量は大4.6リットル。TOTOの3.8リットル、LIXILの4.0リットルと比べるとやや多めです。年間の水道代の差は数百円程度ですが、節水性能を最重視する方には気になるポイントかもしれません。
アラウーノに使える洗剤は「台所用中性洗剤」のみです。以下の洗剤は使用できません。
- 塩素系漂白剤(カビキラー等)
- 酸性洗剤(サンポール等)
- クレンザー・研磨剤入り洗剤
- 柑橘系の台所用洗剤(一部)
パナソニックの公式ページ(sumai.panasonic.jp・サイト終了)で使用可能な洗剤の一覧を確認できます。
パナソニックとTOTO・LIXILの比較
| 比較項目 | パナソニック | TOTO | LIXIL |
|---|---|---|---|
| 最大の売り | 泡洗浄・スゴピカ素材 | きれい除菌水・セフィオンテクト | アクアセラミック・お掃除リフトアップ |
| 素材 | 有機ガラス系 | 陶器 | 陶器 |
| 掃除の手間 | ◎(泡が自動で洗浄) | ○(除菌水で菌を抑制) | ○(リフトアップで拭きやすい) |
| 節水性能 | ○(4.6L) | ◎(3.8L) | ◎(4.0L) |
| タンクレス最安モデル | アラウーノV:8万円〜 | ネオレストRS:25万円〜 | サティスS:22万円〜 |
タンクレスをお手頃に導入するなら、パナソニックがかなり有利です。アラウーノVなら8万円台からタンクレスが手に入り、S160でも15万円台から泡洗浄付きタンクレスが選べます。TOTOやLIXILのタンクレスは22万円以上するため、コスト面での差は明らかです。3大メーカーの比較記事もあわせてチェックしてみてください。



モデル別・こんな人におすすめ
アラウーノ L150がおすすめな人
- 全機能搭載の最上位モデルが欲しい方
- オゾンウォーター除菌で徹底的に清潔を保ちたい方
- LED照明やアプリ連携など先進機能に興味がある方
- 予算28万円以上を確保できる方
アラウーノ S160がおすすめな人
- 泡洗浄をコスパよく使いたい方
- タンクレスを20万円以下で導入したい方
- トイレ掃除の頻度を減らしたい方
- パナソニックのアラウーノを試してみたい方
アラウーノVがおすすめな人
- タンクレスを最安で導入したい方
- 手洗い付きタンクレスが欲しい方
- 泡洗浄は不要だけどスゴピカ素材は使いたい方
- 予算を15万円以内に抑えたい方


よくある質問(FAQ)
Q. アラウーノの泡洗浄に使う洗剤は何がいい?
A. パナソニック公式では「台所用中性洗剤」を推奨しています。キュキュットやジョイ(柑橘系以外)などが使えます。専用の「アラウーノフォーム」も販売されていますが、市販の台所用洗剤で十分です。
Q. 有機ガラス素材の寿命はどのくらい?
A. パナソニックの試験では、10年以上の使用でも素材の劣化は確認されていません。適切なお手入れ(中性洗剤のみ使用)を守れば、陶器と同等以上の耐久性があります。
Q. アラウーノVに泡洗浄を後付けできる?
A. できません。泡洗浄はL150とS160の本体構造に組み込まれた機能なので、後付けは不可です。泡洗浄が欲しい場合は最初からS160以上を選びましょう。
Q. 水圧が低い場所でも設置できる?
A. アラウーノは水道直圧式のため、水圧が低い場所では設置できない場合があります。目安として、静水圧0.05MPa以上が必要です。2階以上への設置や、古い住宅では事前の水圧チェックが必須です。パナソニックの公式サイトで確認できます。
Q. パナソニックのショールームで体験できる?
A. 全国のパナソニック リビング ショウルームでアラウーノの実物を体感できます。泡洗浄のデモンストレーションも見られるので、事前予約して訪問するのがおすすめです。
Q. 停電時は使える?
A. タンクレスのため、停電時は電動での洗浄ができません。ただし、便器側面のレバーを回すことで手動で水を流せます。断水時にはバケツの水で流すことも可能です。
まとめ:パナソニックのアラウーノは「自動でキレイ」を求める人の最適解
- 泡洗浄(激落ちバブル)が最大の武器。使うたびに自動洗浄
- スゴピカ素材は水垢がつきにくく掃除がとにかくラク
- タンクレスが8万円台〜と他メーカーよりかなり安い
- 泡洗浄を使うならS160(18万円〜)が最もコスパ◎
- 洗剤は台所用中性洗剤のみ。酸性・塩素系は使用NG
- 節水性能ではTOTO・LIXILにやや劣るが、体感差はわずか
パナソニックのアラウーノは、「トイレ掃除をとにかく減らしたい」という方にとって最適なトイレです。泡洗浄とスゴピカ素材の組み合わせで、掃除の頻度と手間を劇的に減らしてくれます。まずはショールームで泡洗浄のデモを見て、その威力を体感してみてください。



