お風呂のリフォームでメーカーを検討するとき、LIXIL(リクシル)は必ず候補に入る大手メーカーです。住宅設備メーカーの最大手として、ユニットバスのシェアでも常にトップクラスを誇っています。
LIXILのお風呂の最大の強みは「保温性」と「コストパフォーマンス」です。サーモバスSの保温構造は4時間経っても温度低下がわずかで、追い焚きの回数を減らして光熱費の節約につながります。
ただし、どのメーカーにも長所と短所があります。この記事では、LIXILのお風呂を実際に使っている方の口コミを徹底的に集め、メリットもデメリットも正直にお伝えします。

LIXIL お風呂の特徴と基本情報
LIXILは、TOTOと並ぶ日本最大級の住宅設備メーカーです。旧INAX・旧トステム・旧サンウエーブなどが統合して生まれた企業で、水回り製品全般に強みを持っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主力シリーズ | リデア、スパージュ |
| 価格帯 | 約55万〜250万円(施工費別) |
| 特徴的な機能 | サーモバスS、キレイサーモフロア、くるりんポイ排水口 |
| 対応サイズ | 0.75坪〜1.5坪(マンション・戸建て対応) |
| 強み | 保温性、コスパ、サイズバリエーション |
LIXILのユニットバスは、リフォーム向けの「リデア」と最上位モデルの「スパージュ」が2本柱です。リデアはリフォーム市場で最も売れているユニットバスのひとつで、価格と機能のバランスが良いことで知られています。
LIXIL お風呂の良い評判・口コミ
サーモバスSの保温性能がすごい
LIXILのお風呂で最も評価が高いのが「サーモバスS」です。浴槽の周囲を断熱材で包み込む保温構造で、4時間後の温度低下が約2.5度以下(LIXIL調べ)。家族の入浴時間がバラバラでもお湯が冷めにくく、追い焚きの回数が減ります。
実際の口コミでは「前のお風呂と比べてガス代が明らかに下がった」「最後に入っても温かい」という声が非常に多いです。特に家族人数が多い家庭ほど、保温浴槽の恩恵を実感しやすいようです。
キレイサーモフロアが快適
床の表面に特殊な断熱加工を施した「キレイサーモフロア」は、冬場でもヒヤッとしない踏み心地が好評です。さらに床表面の溝が浅い設計になっているため、汚れが溜まりにくく掃除がラクです。
「冬にお風呂に入るのが苦痛じゃなくなった」「床掃除が格段にラクになった」という口コミが多く見られます。
くるりんポイ排水口が便利
排水時に渦を発生させて、髪の毛やゴミを排水口の中央にまとめてくれる「くるりんポイ排水口」も人気機能です。まとまったゴミをポイっと捨てるだけなので、排水口の掃除がぐっとラクになります。

価格帯が幅広くてコスパが良い
LIXILは住宅設備の最大手だけあって、リフォーム会社との取引量が多く、値引率が比較的高い傾向にあります。同グレードの他メーカーと比べると、実売価格で5万〜15万円ほど安くなるケースもあります。
エントリーモデルからハイグレードまで幅広いラインナップがあるため、予算に合わせた選択がしやすいのもメリットです。
サイズバリエーションが豊富
マンション向けのコンパクトサイズから戸建て向けの広々サイズまで、サイズのバリエーションが業界トップクラスです。特にマンション向けでは「あと少し広ければ…」という微妙なスペースに対応できる中間サイズが揃っています。
LIXIL お風呂の悪い評判・口コミ
独自性がやや弱い
LIXILのお風呂は「バランスが良い」反面、「これがLIXILならでは」という突出した個性に欠けるという声があります。TOTOのほっカラリ床やパナソニックの酸素美泡湯のような、強烈なインパクトのある機能がない印象です。
ただし、「奇をてらわず基本性能が高い」のはLIXILの大きな長所でもあります。
くるりんポイ排水口の効果に個人差がある
「くるりんポイは思ったほどゴミがまとまらない」という口コミも一定数あります。髪の長さや量、家族の人数によって効果の実感に差があるようです。ただし、従来の排水口と比べれば掃除はラクになっているという評価が大半です。
浴槽の形状が深めに感じる
LIXILの浴槽は保温性を重視した設計のため、やや深めに設計されているモデルがあります。小柄な方やお子さんにとっては「またぎ高さが高い」と感じることがあるかもしれません。ショールームで実際の高さを確認することをおすすめします。

LIXIL お風呂のシリーズ比較:リデア vs スパージュ
| 比較項目 | リデア | スパージュ |
|---|---|---|
| 価格帯 | 約55万〜130万円 | 約130万〜250万円 |
| ターゲット | リフォーム全般 | 高級志向・こだわり派 |
| 浴槽素材 | FRP・人造大理石 | 人造大理石・グランザ |
| デザイン性 | スタンダード | ホテルライクな高級感 |
| 肩湯・腰湯 | 非対応 | アクアフィール対応 |
| サーモバスS | 対応 | 対応 |
リフォーム市場で圧倒的に人気なのはリデアです。サーモバスSやキレイサーモフロアなどの主要機能が標準装備されていて、コストパフォーマンスに優れています。スパージュは「自宅のお風呂をスパのような空間にしたい」という方向けの最上位モデルです。
LIXIL vs 他メーカー比較
| 比較項目 | LIXIL | TOTO | パナソニック |
|---|---|---|---|
| 保温性 | サーモバスS(非常に高い) | 魔法びん浴槽(高い) | 保温浴槽(標準的) |
| 床の温かさ | キレイサーモフロア | ほっカラリ床 | スゴピカフロア |
| 排水口 | くるりんポイ | お掃除ラクラク排水口 | ささっとキレイ排水口 |
| コスパ | 良い(値引率が高い) | やや高め | やや高め |
| 独自機能 | アクアフィール(スパージュ) | ほっカラリ床 | 酸素美泡湯 |
LIXILは保温性とコスパの良さが光ります。TOTOの「ほっカラリ床」のような突出した個性はないものの、基本性能が高くバランスが良いため「失敗しにくいメーカー」と言えます。
LIXIL お風呂をお得にリフォームするコツ
- 相見積もりを最低3社から取る(LIXILは値引率が高いので比較効果大)
- LIXILショールームで実物を確認してからグレードを決める
- 水回りまとめてリフォームで割引交渉をする
- LIXILリフォームネット加盟店に依頼すると特典がある場合も
- 補助金・助成金の適用可否を確認する
LIXILはリフォーム業者との取引量が多いため、業者の仕入れ価格が抑えられている傾向があります。その恩恵を受けるためにも、LIXIL製品を得意とするリフォーム会社を選ぶのがポイントです。一括見積もりサイトを活用して、LIXIL製品の施工実績が豊富な業者を探しましょう。

よくある質問(FAQ)
Q. LIXILのお風呂で一番人気のシリーズは?
A. リフォーム市場では「リデア」が圧倒的に人気です。サーモバスSやキレイサーモフロアなどの主要機能が標準装備されていて、コストパフォーマンスに優れています。
Q. サーモバスSは本当にお湯が冷めにくい?
A. はい。浴槽全体を断熱材で包む構造で、4時間後の温度低下が約2.5度以下です。一般的な浴槽だと4時間で5〜7度下がるので、保温効果は確かに高いです。追い焚き回数の減少による光熱費節約にもつながります。
Q. キレイサーモフロアの掃除方法は?
A. 日常的な掃除は浴室用洗剤とスポンジで十分です。溝が浅い設計なので汚れが溜まりにくく、従来の浴室の床と比べて掃除の手間が大幅に減ります。
Q. リデアとアライズの違いは?
A. アライズはリデアの前身モデルです。現在はリデアに統合されており、新規リフォームではリデアが後継モデルとなります。アライズからリデアへのグレードアップ交換も人気です。
Q. スパージュはどんな方に向いていますか?
A. 「自宅のお風呂を最高のリラックス空間にしたい」という方向けです。肩湯・腰湯が楽しめるアクアフィール、高級感のある人造大理石浴槽、ダウンライト照明演出など、スパのような入浴体験が自宅で味わえます。
Q. LIXILの保証期間は?
A. 標準保証は2年間です。有料の延長保証プランに加入すれば最長10年まで延長できます。長く使うものなので、延長保証の検討をおすすめします。
Q. マンション用のサイズはありますか?
A. はい。LIXILはマンション向けサイズのバリエーションが業界トップクラスです。1014・1116・1216・1316・1418など、マンション特有のスペースに合わせた柔軟なサイズ展開があります。
まとめ:LIXILのお風呂は「保温性とコスパ」で選ぶ方に最適
- サーモバスSの保温性能は業界トップクラス
- キレイサーモフロアで冬の足元の冷たさを解消
- 値引率が高くコストパフォーマンスに優れている
- リデアがリフォーム市場で最も人気のシリーズ
- サイズバリエーションが豊富でマンションにも対応しやすい
- 突出した個性よりもバランスの良さが魅力
カタログの定価と実売価格は大きく異なります。必ず複数のリフォーム会社から見積もりを取り、実際の購入価格を比較してから決めましょう。
LIXILのお風呂は「失敗しにくい選択肢」として多くのリフォーム経験者から支持されています。保温性の高さは光熱費の節約にもつながるので、長い目で見ればコスパは抜群です。まずはショールームで実物を体験してみてください。

