キッチンリフォームで「長持ちするキッチンが欲しい」と思ったとき、真っ先に名前が挙がるのがクリナップです。創業以来ステンレスにこだわり続けてきたメーカーとして、リフォーム業界では定番の存在になっています。
クリナップの最大の特徴は、キャビネットの骨組みまでステンレスで作る「ステンレスエコキャビネット」です。見える部分だけでなく中身まで金属製なので、木製キャビネットと比べて湿気やカビに圧倒的に強いと言われています。
しかし、本当にそこまで違うのでしょうか。この記事では、クリナップキッチンを実際に使っている方の口コミを集め、良い点・気になる点を正直にお伝えします。

クリナップ キッチンの特徴と基本情報
クリナップは、日本で初めてシステムキッチンを開発したメーカーです。ステンレスの加工技術に強みを持ち、耐久性と衛生面で高い評価を受けています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主力シリーズ | セントロ、ステディア、ラクエラ |
| 価格帯 | 約50万〜250万円(施工費別) |
| 特徴的な素材 | ステンレスエコキャビネット |
| 代表的な機能 | 洗エールレンジフード、流レールシンク |
| 対応レイアウト | I型・L型・対面型・アイランド型 |
クリナップのキッチンは3グレード展開です。最上位の「セントロ」はオールステンレス構造のプレミアムモデル、中価格帯の「ステディア」はステンレスキャビネットを採用したコスパの良いモデル、エントリーモデルの「ラクエラ」は木製キャビネットでリーズナブルな価格設定になっています。
クリナップ キッチンの良い評判・口コミ
ステンレスキャビネットが本当に丈夫
クリナップの最大の強みは、キッチンの骨格部分にステンレスを使っていることです。木製キャビネットはシンク下の湿気で10〜15年で劣化することがありますが、ステンレスなら錆びにくく、カビも生えにくいです。
実際の口コミでも「20年使っても中がきれい」「シンク下を開けても嫌なにおいがしない」という声が多く見られます。長く使うことを考えるとコスパが良いという意見が目立ちます。
洗エールレンジフードが画期的
ボタンひとつでフィルターとファンを自動洗浄してくれる「洗エールレンジフード」は、クリナップの看板機能です。給湯トレイにお湯を入れてセットするだけで、約10分で洗浄が完了します。
レンジフードの掃除が大嫌いだった方から「もうあの苦行から解放された」「2ヶ月に1回ボタンを押すだけで清潔を保てる」という喜びの声が多数寄せられています。
流レールシンクで水はけが良い
シンクの底に傾斜とレールをつけた「流レールシンク」は、水と一緒にゴミが排水口に流れていく設計です。シンクに汚れが溜まりにくいので、掃除の回数が減ったという口コミが多いです。

プロの料理人からの支持が厚い
ステンレスは業務用キッチンの標準素材です。そのため、料理好きの方やプロの料理人が自宅用にクリナップを選ぶケースが多いです。「業務用の耐久性を家庭で使える」という点が支持されています。
衛生面の安心感
ステンレスは表面が滑らかで雑菌が繁殖しにくい素材です。医療機器や食品工場でもステンレスが採用される理由と同じで、衛生面を重視する家庭から「子どもがいるので安心」という声が寄せられています。
クリナップ キッチンの悪い評判・口コミ
デザインがシンプルすぎる
クリナップのキッチンは「質実剛健」なイメージが強く、デザイン性ではパナソニックやLIXILに劣るという声があります。特にステンレスの見た目が「業務用っぽい」「冷たい印象」と感じる方もいるようです。
ただし、近年はステディアやセントロでデザイン性を大幅に向上させており、木目調の面材やマット仕上げなどバリエーションが増えています。
ラクエラはステンレスキャビネットではない
エントリーモデルの「ラクエラ」は木製キャビネットです。クリナップ=ステンレスというイメージで選んだのに、実際には木製だったというケースがあります。ステンレスキャビネットが欲しい場合は、ステディア以上のグレードを選ぶ必要があります。
価格がやや高め
ステンレスキャビネットを採用しているぶん、他メーカーの同クラスと比べると価格がやや高くなる傾向があります。ただし、耐久年数を考慮すると長期的にはコスパが良いという見方もあります。

クリナップ キッチンのシリーズ別比較
| シリーズ | 価格帯 | キャビネット | こんな方向け |
|---|---|---|---|
| セントロ | 約120万〜250万円 | オールステンレス | 最高品質を求める方 |
| ステディア | 約65万〜150万円 | ステンレス | 品質とコスパのバランス重視 |
| ラクエラ | 約50万〜100万円 | 木製 | 予算重視で気軽にリフォームしたい方 |
リフォームで最も選ばれているのはステディアです。ステンレスキャビネットの恩恵を受けつつ、価格を抑えられるバランスの良いシリーズと言えます。ステンレスにこだわらないなら、ラクエラでも十分な機能を備えています。
クリナップ vs 他メーカー比較
| 比較項目 | クリナップ | パナソニック | LIXIL |
|---|---|---|---|
| キャビネット素材 | ステンレス(ステディア以上) | 木製 | 木製 |
| 耐久性 | 非常に高い | 標準的 | 標準的 |
| デザイン性 | シンプル寄り | バリエーション豊富 | バリエーション豊富 |
| お手入れ機能 | 洗エールレンジフード | ほっとくリーンフード | よごれんフード |
| コスパ | 長期的に良い | やや高め | 初期費用は安め |
クリナップは「長く使うキッチン」を重視する方に向いています。初期費用はやや高めですが、ステンレスキャビネットの耐久性を考えると、長期的なコストパフォーマンスに優れたメーカーです。
クリナップ キッチンをお得にリフォームするポイント
- クリナップのショールームで実物を必ず確認する
- 相見積もりは最低3社から取る
- 水回り3点セット(キッチン・洗面・浴室)でまとめると割引になることが多い
- 展示品や型落ちモデルが値引き対象になっていることがある
クリナップはリフォーム会社との関係が強いメーカーです。クリナップの水まわり工房会員店に依頼すると、特別な割引や優先的なアフターサービスを受けられることがあります。

よくある質問(FAQ)
Q. ステンレスキャビネットは本当に長持ちしますか?
A. はい。ステンレスは錆びにくく、湿気やカビに強い素材です。木製キャビネットが15〜20年で交換時期を迎えるのに対し、ステンレスキャビネットは30年以上使えるケースもあります。
Q. 洗エールレンジフードのランニングコストは?
A. 1回の洗浄に使うお湯は約600mlで、電気代はごくわずかです。専用の洗剤も不要なので、ランニングコストはほぼかかりません。2ヶ月に1回程度の洗浄がメーカー推奨頻度です。
Q. クリナップのキッチンはどこで買えますか?
A. クリナップの製品はリフォーム会社や工務店を通じて購入します。ショールームでプランを作成し、提携のリフォーム会社を紹介してもらうのが一般的な流れです。
Q. ラクエラとステディアの一番の違いは?
A. 最大の違いはキャビネットの素材です。ステディアはステンレス、ラクエラは木製です。それ以外にも、ステディアのほうが扉カラーの選択肢が多く、流レールシンクなど上位の機能が選べます。
Q. ステンレスシンクは傷が目立ちますか?
A. 細かい傷はつきますが、使い込むうちに全体になじんで目立たなくなります。ステンレスの傷は「味」として受け入れる方が多いです。どうしても傷が気になる場合はコーティング加工のオプションもあります。
Q. クリナップのアフターサービスは良いですか?
A. クリナップは自社工場での一貫生産体制を敷いており、部品供給やアフターサービスの体制は充実しています。全国のショールームやサービス拠点で対応してもらえます。
Q. セントロとステディアの大きな違いは?
A. セントロはクリナップの最上位グレードで、天板やシンクの素材選択肢が豊富です。セラミックワークトップやハンドメイドシンクなど、ステディアにはない高級オプションが選べます。デザイン面でもセントロのほうが圧倒的に自由度が高いです。
まとめ:クリナップは「長く使える丈夫なキッチン」が欲しい方に最適
- ステンレスキャビネットで湿気・カビ・耐久性の心配が激減
- 洗エールレンジフードでレンジフード掃除の手間が大幅に減る
- ステディアがコスパ・品質のバランスで最も人気
- ラクエラは木製キャビネットなのでステンレスにこだわるならステディア以上を選ぶ
- 長期的なコスパを考えるとステンレスキャビネットは投資価値あり
「クリナップ=ステンレス」というイメージがありますが、ラクエラは木製キャビネットです。ステンレスキャビネットを希望する場合は、必ずステディア以上のグレードを指定しましょう。
キッチンは毎日使うものだからこそ、耐久性は重要な判断基準です。クリナップのステンレスキャビネットは、初期費用は高めでも「何十年も安心して使える」という大きなメリットがあります。まずはショールームで実物を見て、ステンレスの質感を確かめてみてください。


